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大多喜町レポートその3


今日も引き続き夷隅郡大多喜町のレポート第3弾をお送りします!

駅前の大多喜町観光本陣でお話を伺った後は、斎藤弥四郎先生に町中をご案内いただけることに。
大手門をくぐり、道なりに5分程歩いて行くと何やら変わったオブジェがみえてきます。

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ここはメキシコ通り。昭和53年にメキシコ大統領が訪問されたのを記念して命名された道路です。
なぜメキシコ大統領が?というと、実は1606年にフィリピン総督の一行が国へ帰る途中に台風で遭難し、救助したのが夷隅郡の村民だったのです。
大多喜城主だった本多忠朝は外国人は処刑という掟にもかかわらず手厚いもてなしをしたのだとか。
このことは後にメキシコ、スペインと通商を開くきっかけになったそうです。
本多忠朝とメキシコ通り」(斉藤弥四郎著 BOSO-LEGENDさんより)

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タイルにはメキシコゆかりの動物のイラストがあります。

メキシコ通りを歩いて行くと「御禁止川(おとめがわ)」に行き当たります。城主が江戸時代に魚を獲ることを禁止したのでそういう名前がついたのだそう。

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向こうに見える鉄橋がいすみ鉄道です。よくテレビのロケでも使われるという絶景スポットです!

大多喜城に向かって上り坂を少しのぼっていきます。
すると山の斜面になにやら冒険の香りのする洞窟が…!
覗いてみると向こう側にかすかな光が見えていて山を貫通していることが分かります。

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これはなんと千葉県最初の水道施設跡。
実は駅前の斜面にも防空壕のような洞窟があり、山からふもとまで水を引いていたことが分かります。
5000人以上を動員し、工事開始からわずか7ヶ月で完成したのだそう。(5.8キロのうち4キロがトンネルだというのだから驚きです!)
大多喜水道物語」(斉藤弥四郎著 BOSO-LEGENDさんより)

さらに坂道を上った所に公園のようなスペースが。
そこにあったのは立派な鐘!

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このお話には見覚えがあありました。
鐘つき正太」(斉藤弥四郎著 BOSO-LEGENDさんより)
夷隅側が氾濫したとき鐘をついて町中に危険を知らせ、みんなを救ったという正太のおはなし。
以前はもう少し川の近くにあったようです。

このように少し歩いただけでも町中に物語が残っている大多喜町。
次回はいよいよ大多喜城と大井戸をレポートします^^


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