調べ物をしに、国会図書館へ

国会図書館_ふるさと絵本 ふるさと絵本

こんにちは。スタッフTです😊

先週、ふるさと絵本「大谷の白カエル」が完成いたしましたね✨
横サイズなのでイラストが大きくなり、絵本としてより楽しめるものとなりました!
スタッフとしても嬉しく思っております🙌
購入をご希望の方はお問い合わせまで!

 

国会図書館_ふるさと絵本

先日、次回作に向けてふるさと絵本の資料集めに、国会図書館へ調べ物に行きました。
国会図書館には膨大な資料があり、日本各地の民話や伝説についての参考資料がたくさん残されています。

今回は宇都宮民話の中で気になったものがあったので紹介します。
源義経の妻、静御前と、おともをした亀井六郎にまつわる伝説です。

亀井の水

源義経の妻、静御前はおともの亀井六郎らともに、岩手県平泉まで逃げている義経を追って旅立ちました。
静御前は、なれない長旅とたび重なる心労のため、宇都宮まで着いたところで、足取りが重くなり、疲れて動けなくなってしまいました。
おともに水を持ってくるよう頼みましたが、静御前から目を離すこともできず、困っていました。
すると、何を思ったのか、亀井六郎は長い間神仏に祈り、持っていた槍を地面に深くつきさしたところ、不思議にも、槍をつきさしたところから清らかな水が溢れ出したのです。
静御前はその水を飲むと、元気を取り戻し、平泉に向かって出発しました。
それからこの泉は「亀井の水」と呼ばれるようになり、宇都宮の人々に親しまれた名水となりました。

資料も集まり、次回作も着々と進んでおります。お楽しみに!

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