こんにちは。スタッフTです☔️
梅雨に入り、花のように色とりどりの傘が街に開いております。
紫陽花といえば鎌倉の長谷寺が有名ですね。
今回は鎌倉古道に残る民話を紹介したいと思います。
鎌倉古道とは、鎌倉時代、召集がかかった際、すぐ幕府に駆けつけられるようにつくられた古道です。「いざ、鎌倉。」という言葉にもあるように、御恩と奉公の関係に結ばれた武士の心意気が見て取れます。
多岐にわたる道があるのですが、町田市内の鎌倉古道は往時のまま良好な状態で残されています。
「糸引観音にまつわる民話」
町田市の妙全院にある糸引観音にまつわる民話について紹介します。
藤原豊成の娘、中将姫という姫がいました。姫は継母にいじめられていましたが、心優しく美しい女性でした。姫は貴族の身分を捨て、町田の真光寺川のほとりに住み始め、三十三体の観音様をつくり、朝晩礼拝して修行に励んでおりました。その後、姫は蓮の糸で五色の極楽曼荼羅を織っているところ、三十三人の織如来が童子の姿になって現れ、手伝ってくれました。お曼荼羅様は見事に出来上がり、織如来は胎内に収められているので、糸引観音と言われるようになりました。
(※糸引観音の民話には様々な説があります。)
古道というものには、他にもさまざまな民話が埋まっており、ロマンを感じました。
今後も調べていきたいです😊
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